遅いにもほどがある
- あとがき〜僕と卒論〜
1月13日の朝は大雪だった。
朝の大学は妙に静かで、さっきまでの大雪が嘘のような青い空が不穏だった。
ああ世界の終わり、がきたんだと思った。
その後はひたすらやることをこなし、プレッシャーとかなんとかと戦い、締め切り10分前に提出。
終わった瞬間はなんかもう笑いが止まらなくて。
同期がみんな帰った後、ひとりで願書を書いた。
願書を出して家に帰ったら頭痛がした。
何もかにもが終わって、二日間くらい引きこもって眠って。
眠りながら考えていた。ああ参考文献抜けてるよ、とか。ああすりゃよかった、あの分析意味なかったなとか。
そして気がついた。卒論は一端締め切りを迎えて、一回終わったけど、実は何も終わってなんかなくて。
自分はまだ研究の道の一歩目を踏み出しただけで。
そしてこの卒論自体まだ完結すらしていないということに。
終わりは何かの始まり、という。
ようはあの日から何かが始まっただけ、ということ。
でも多分、あの日の空の色だけは忘れまい。
- 謝辞
卒業論文を制作するにあたり、研究室におわします四神には沢山の毒素とちょっとのアドバイスと励ましをいただきました。主に稲の神には暖かい励ましをいただきましたが、もれなく死にたくなりました。本当駄目な子ですみませんでしたァァァァァ!!!!
また福井まいぶんには「一月に見学においで」と言っていただきましたが、直前で「やっぱ原稿忙しいから無理」という素晴らしいお言葉をいただき、おかげで提出一週間前に福井見学というデンジャーにもほどがある調査を免れることができた上、出土遺跡情報までいただきました。本当にありがとうございました。
また軍曹をはじめとした院生の方、OBH田さんからは貴重なアドバイス?を頂きました。ていうか主に軍曹。あとH田さんは「できないことは無理してやらない」という素晴らしいお言葉をくださいました。またそまひと氏には沢山のアドバイスをいただきましたが充分に活かしきれなかったところもあり、誠に申し訳なく思います。今度何か送らせてください。
最後に空気を読んでレトルトと冷凍食品を送ってくれた実家の家族。テンション崩壊で笑いを誘ったり風邪引きのオイラを心配してくれ、夕飯を作ってくれた研究室の同期。特におせちをくれたH女史とそのご家族、最後の1時間を手伝ってくれたT橋女史には感謝してもしきれないくらいです。またクリスマスに拾ったカピパラ(愛称のーらちゃん)には最後の最後まで癒しをいただきました。誠にありがとうございました。
また以下の関係機関には大変お世話になりました。末筆ながらここに厚く御礼申し上げます。
フォトショップ、あとイラレ 提出三日後に壊れた空気読みまくりの俺のノートパソコン 中学からいまだ元気な俺のディスクトップPC アジアンカンフージェネレーション The Birthday 点滴 マスク アオキで売ってる一本300円くらいするよく効く栄養ドリンク 棒ガム 電子レンジでインスタントラーメンが作れるやつ開発した人 ほっとゆずかりん コーヒーメーカー ポカリスエット 愛車プレ男たん
写真は「ひろって下さい」という感じのポーズで同期のハートを鷲づかみしたのーらちゃん。
今は愛車のカピ兄の上にのっています。どことなく幸せそうです。
- ということで
ようやく気分的に年が明けました。
ということで、改めまして、新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
- 近況
終わったと思ったら次は院試。ということで4年ぶりに受験生です。
実測…実測の練習せんなん…
あと発表会。よりによって軍曹キタァァー!!!!